講演会の後,切符を取っていた「雷鳥」の時間まで少々あったので,養浩館庭園を見学に行きました。
ここは,旧福井藩主松平家の別邸で、江戸時代には「御泉水屋敷<おせんすいやしき>」と呼ばれていたそうです。大振りではないですが,瀟洒な中にも,落ち着きを見せる佇まいでした。
講演会の後でしたので,西門から入りました。掘割の川があり,西隣の郷土歴史館を繋いでます。 で,東の正門(?)の方は,白い塀が続いています。
東から入るとこのような印象で続いています。
館は藁葺の部分もある屋根です。
お庭の方から,というか園池からみた建物です。
座敷部は数奇屋建築で、柿葺寄棟の屋根,これらの写真の左寄りの湯殿や御台所は,少し違う様式とのことです。
              お庭の様子です。
(↑)築山や岩島は海の様子を想定して,配置されてます。 梅林もあります(↓)。 出島に観賞用の小亭「清廉」があります(↓)。
梅林もあります。 この敷石は山石と海石が交互とのことです。
案内板にあるように臼ノ御茶屋の跡です。
ここは御座ノ間で低の中心。数寄屋造とのことです。
亭からの池の眺めも乙なものです。 欄干は贅沢を極めた上での,粉飾無しということです。
湯殿でサウナ/蒸し風呂とのことです。 御月見ノ間に,螺旋細工があります(↓)。 ボランティアの方の説明で良く判りました。ありがとうございました。


さて,丁度,亭を訪れた時,妙齢の女性が艶やかな和服姿で沢山いらっしゃるではないですか・・・・。何事って思わずシャッターも押してしまいましたけど,まぁ,この御泉水屋敷にぴったりではないですか。
そうなのです。どうも,どこかの和服専門店さんが,きっと,お客様と一緒の撮影会・・・・成人式向けのパンフレットとかでしょうか・・・・をしていたのでした。